植村牧場へ視察研修


9月1日、御薗民生委員児童委員が奈良県の植村牧場へ視察研修へ行くのに、同行しました

牧場は、奈良公園から車で5分ほどの町の中心にあり、表は、コスモスで有名な般若寺、裏には少年刑務所がありました

明治16年創業で130年以上続いている牧場で、宅配の牛乳をメインに、レストランでは、牛乳を使った料理やソフトクリームなどを販売しています

到着すると、朝から絞った、絞りたての牛乳をいただき、とっても甘くて美味しかったです植村牧場の牛乳

社長さんは、4代目。きさくなおばちゃんって感じで、視察や講演依頼も多いようです

自分がなぜ、酪農を継ぐことになったか、なぜ障がい者雇用をするようになったのかなどを、おもしろおかしく話してくださいました

重度の知的障がい者を雇用し始めて35年15人いる内の10人は、寝食をともにし、長い子は31年も勤めているそうです研修中

牧場は、昔のままの木造瓦葺牛は、寒さには強いが暑さには弱い動物なので、ぴったりです

一番気をつかっているのは、牛の糞の処理とのこと

観光名所が立ち並ぶ場所でもあり、近所にも迷惑をかけてはいけません

従業員のみんなが、毎日毎日、牛の下におがくずを敷き詰めて、掃除をして、乾かしています

でも、周辺のお百姓さんが、乾く前に、畑の肥料としてもらってくれるので、本当に助かっていると言っていました

しかも、そこで出来た、規格外の野菜をいただき、それを牛が食べているとのことで、本当にもちつもたれつですね牛舎

お昼ごはんは、植村牧場が経営している「カフェレストラン いちづ」でいただき、美味しかったです

気軽に見学に行けるので、みなさんも奈良に行った際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか