


このページでは、まず「福祉」についてご紹介した後、社会福祉協議会の役割、
伊勢市社会福祉協議会の想いについてご紹介します。
はじめて社会福祉協議会について知る方は、ぜひご覧ください。
社会福祉とは
「福祉」を社会全体で実現していくための制度や仕組み、それが「社会福祉」です。
つまり、「福祉」を実現するための手段のことを指します。
社会福祉協議会とは
社会福祉協議会(社協)は、地域の福祉を推進する民間の組織です。
行政、企業、NPO、ボランティア、地域住民など、立場の異なるさまざまな主体をつなぎ、
それぞれの強みを活かしながら協力し合える場をつくっています。
困りごとの相談窓口を開いたり、誰もが集まれる居場所を支援したり、一人ひとりに合わせた就労支援を行ったり。
地域での支え合いを広げる、さまざまな取り組みを進めています。
社協は、地域で暮らす誰もが、より幸せに暮らせるまちづくりを、みなさんと一緒につくっていく組織です。


理念
私たちが目指しているのは、誰かが一方的に支える地域ではなく、誰もが支え、支えられる関係があるものです。「支援する人」と「支援される人」という線引きはありません。子育て中の親も、働いている人も、高齢者も、みんなが地域の一員として、それぞれの形で参加し、つながり合う。そんな「みんなが主役」のまちを、一緒につくっていきたいと考えています。
一人ひとりのつながりが、誰もが安心して暮らせるまちをつくる。それが、私たちの想いです。
大切にしていること1
一人ひとりが孤立せず、必要な支援につながれるよう、行政や企業、NPO、地域の人たちが協力し合える仕組みをつくります。相談窓口を充実させ、分野を超えた連携を進めています。
大切にしていること2
誰もが気軽に参加できる居場所を、地域の中に増やしていきます。サロンや子ども食堂、会食会など、年齢や立場に関係なく、人と人がつながれる場を大切にしています。
大切にしていること3
一人ひとりが「支えられる人」だけでなく、「参加する人」「支える人」になれるよう応援します。就労体験やボランティア活動など、それぞれのペースで地域に参加できる機会をつくっています。

会長

会長
ずいぶんと昔のことになりますが、ある企業の研究者の人たちが障害者の作業所に研修に来ました。研修の前に何の説明もせずに利用者とチームを組んで観光施設を歩いてもらいました。言葉を使わない人とのコミュニケーションには苦労したようですが、戸惑いながらも真摯に行動する姿があり有意義な時間を過ごせたと想いました。歩き終わって帰ってきた人たちが異口同音に話してくれたことが今もとても印象に残っています。彼らはこう言いました。「これまで自分がどんな目で障害者を見ていたのか、本当によくわかりました。一緒に街を歩いていて他人の厳しい視線を強く感じました。障害者の側に立って初めて『ああ、こんな目で自分も見ていたんだなあ‥‥』と、恥ずかしくなりました」と。
私たちは「相手の立場になって考えて」と簡単に言いますが、言葉だけでは実感が伴いません。相手の側に立ってこそ、悲しさ、辛さ、苦しさ、口惜しさ、憤りなどの実感が湧き、そのことで福祉の世界が見えてきます。ただすべてにおいて相手の側に立つことはできません。そこからは想像力の問題です。生きていく上で様々な制約や困難を受ける人たちが、この伊勢の街で普通に生きていくには何が必要なのか、何が求められているのか?支援は本当に必要な人に届いているのか?厳しい現実の直視から生まれる実感と想像力を働かせて道を切り開いていきたいと思います。
いま福祉は個々の課題や問題別に解決を図る方策から、「ひとの生活」を広く総合的にとらえていく方策に移り始めました。また、新型コロナ感染症の拡大によって地域福祉の課題が如実に表面化してきました。生活困窮の背景には独り暮らしを始めとする家族構成の問題、高齢や障害の問題、雇用と社会的孤立の問題、子どもと教育の問題などが複合的に混在していました。それらの個々の問題の現実に根差した事実を知り、実感を共有し、想像力を働かさせて策を練っていきたいと思います。
福祉は策の宝庫です。策に万全はありませんし、策は時代の変化に敏感でなければなりません。現代社会の変貌を直視しながら、共に生きることを目指して一つ一つの策を実現させていきたいと思います。
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